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車いすを使っている方や、足が不自由な方がいるご家庭では、家の出入りをサポートしてくれるスロープは、暮らしを快適にするための大切な設備です。
スロープがあることで、外出へのハードルが下がり、生活を楽しめるようになると思います。
今回は、スロープ設置の際に気を付けたいポイントをお届けします。

まず、スロープの角度について。
公共施設では、1.2mの距離に対して10cmの高さという基準があり、これはおよそ7.5度の傾斜に相当します。この角度は自力でも出入りが可能な理想的な傾斜といわれていますが、家庭内ではもう少し急な10度程度が一般的です。
角度を緩やかにすると出入りはしやすいですが、長い距離が必要になります。家庭の敷地には限りがあるため、無理のない範囲で角度を調整することがポイントです。

ご家庭のスロープは、歩行が難しい方本人が使うケースもありますが、介助を受けて利用する方もいらっしゃいます。どちらも、傾斜が急すぎると使いづらくなるため、敷地に合わせて適切な角度や長さに注意して設計をすることが大切です。

スロープは、リフォームで後から取り付けることの多い設備の一つです。住宅を建てた際、スロープのことを考慮していないケースも多いため、スロープ設置に慣れたリフォーム会社に依頼することが大切だと思います。
イタヤリフォームでは、これまで多数のスロープ設置に携わってきましたので、安心してお任せください。