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今月ご紹介するお客さま邸リフォームは、セメントが主原料の窯業系サイディングから、ガルバリウム鋼板の外壁への改修工事の様子をお伝えします。

外壁は、張替えとカバー工法の2つのパターンがあります。
今回のお客さまは、カバー工法を選択されました。カバー工法は、古い外壁の上に新しい外壁を重ねるため、取り除いた外壁材の処分費用がかからない(コスト削減)、外壁が二重になり、断熱性能が増すというメリットがあります。

今回は、ガルバリウム鋼板の中でもK型スパンドレル(通称:Kスパン)を選ばれました。
Kスパンは、釘が見える箇所が少なく、軽量で建物にかかる負担が軽減されます。

工事工程は、まずは足場づくりに1日。そして排水パイプやエアコン、エコキュートなど外壁に付属した部分を取り外すのに5日間、外壁下地工事に3日間、板金工事に10日間、最後に取り外した物の取り付けに3・4日かかります。
つまり、トータル20日前後で施工を行います。

ガルバリウム鋼板にもさまざまなデザインの外壁があり、種類や仕様によって価格や性能が異なります。デザインの選択は、お客さまのやりたいイメージやご予算に合わせてご提案しています。

ガルバリウム鋼板は、金属の中でも水に強く錆びにくい性質です。
窯業系サイディングは、約10年に一度のメンテナンスが推奨されているのに対し、ガルバリウム鋼板の耐用年数は20年といわれています。
イニシャルコストはかかりますが、長期的にみるとコスパが良い建材ですので、デザイン性に加え、コスト面からも導入を検討されてはいかがでしょうか。

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