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広すぎる家の手入れが難しくなったら……
長年住み慣れた家も、暮らし方が変わると「持て余してしまう」と感じる方が増えてきます。
とくにお子さまが独立したご家庭では、「2階は全く使っていない」「広すぎて掃除が大変」といった声をよく聞きます。
今回は、そんな“今の自分たちの暮らしに合わなくなってきた家”との向き合い方についてお話しします。

◆使わないスペースは物置に……が現実
お客さまとお話ししていると、お子さまの子ども部屋などが、今では物置のようになってしまっているというケースが少なくありません。
「2階はほとんど使っていなくて、1階だけで生活している」という方も多い印象です。
とはいえ、「帰省時に子どもが家族で泊まれる部屋は残しておきたい。」そんな思いから、“完全に使わない”というわけにもいかないのが現実かもしれません。
◆減築という選択肢も
「2階をなくしたい」「掃除も維持も負担だから1階だけにしたい」――そんなご相談も増えています。
2階を取り払う「減築」というリフォームは可能です。
ただし、構造面の補強や屋根の工事も必要になるため、決して安い工事ではありません。
費用や今後の暮らし方を見ながら、慎重に検討しましょう。

◆使っていない部屋こそ、劣化しやすい
ご存じかもしれませんが、人が出入りしない部屋は傷みやすい傾向があります。
風通しが悪くなり、湿気がたまりやすくなるからです。
毎日のお手入れまでは難しくても、時々窓を開けて空気を入れ替えるだけで、家の劣化は大きく変わってきます。
お子さまが帰省するタイミングなどを利用して、ついでに掃除をしてもらうのも良い方法です。
家は建てたときが完成ではありません。
年齢やライフスタイルに応じて、手を入れながら育てていくものだと、私たちは考えています。
リフォームというと大がかりな工事を想像されがちですが、「使っていない部屋の使い道を考え直す」「今の自分たちに合う家に少しずつ整える」といった、小さなところからでも始められます。
ご自身で迷った時は、ぜひ私たちにご相談ください。
地元密着の弊社スタッフが、お客さまに寄り添った提案をさせていただきます。