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今月ご紹介するリフォーム事例は、スレート屋根からガルバリウム鋼板の屋根にリフォームしたお宅をご覧いただきます。

◆スレート屋根とは?
住宅で用いられるのは、セメントを主成分とした厚さ5mm程度の薄い材質の屋根材です。
工場などでは波型のスレートが一般的ですが、住宅で使われるものはフラットな形状になっています。耐久年数は30~40年といわれています。

今回ご依頼いただいたお客さま邸では、屋根に太陽光パネルを設置していました。ですが、パネル取付金具の部分から雨漏りがあったため、今回太陽光パネルを撤去し、ガルバリウム鋼板の屋根をカバー工法で施工することになりました。

スレートは、瓦や金属と比較すると軽量で耐震性が強く、安価というメリットがあります。デメリットとしては、防水加工がはがれてしまうと、防水性が低くなり雨漏りの原因に直結してしまうことも。そして、ひび割れしやすいという特徴もあり、今回のお宅では、太陽光パネルの設置によって、屋根材のひび割れの遠因となり、結果的に雨漏りしやすい環境が揃ってしまったようです。

今回は、今あるスレート屋根の上に処置を施し、その上にガルバリウム鋼板の屋根を設置する「カバー工法」で施工しました。カバー工法は、張り替えるよりも工事費用が安価で、工期も短く済むメリットがあります。

今回のお客さま邸は、工期4日間、60万円でリフォームを承りました。
事例紹介にご協力いただき、ありがとうございました。