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以前からお伝えしていることではありますが、リフォームは壊れた箇所を修理するだけではありません。
今月ご紹介する事例でも、「将来的にガレージを電動シャッターにしたい」という暮らしやすさを追求したリフォームを承りました。

今回のお客さまは、お家を建てる時点で「将来的には電動シャッターを取り付けたい」とお考えだったそうです。それを建築会社に伝えていたので、電気配線をガレージの天井に持ってきてもらっていました。配線がないと、別の場所から引っ張ってこないといけないため、追加費用がかかってしまいます。
このお客さま邸のように、「いずれ○○がしたい」とお考えなら、建築時に工務店に伝えておくと◎。リフォーム費用を抑えられることがありますよ。

電動シャッターを取り付ける際は、今のサイディングを剥がし、シャッターを固定するために壁に下地を入れ直します。

そしてシャッターを入れ直してから、サイディングをやり直します。

このお客さま邸のようなビルトインガレージでは、死角が多いデメリットがあり、防犯面が少し弱くなります。今回のお客さまは車がお好きだったので、大切な車の防犯面の強化を重視され、シャッターの取り付けを決められたそうです。

電動シャッターの一番のメリットといえば、やはりシャッターの開閉が楽になることです。
手動での開閉は多少力が必要なので、シニアの方やお子さま、小さなお子さまを抱いている状態では出し入れが難しいことも……。
シャッターの大きさによっても重さが大きく変わりますので、大きいガレージの方は電動シャッターを検討されてもいいかもしれません。

今回のお客さまとは異なり、もともと手動シャッターがついている場合は、シャッターケースにモーターを取り付けるだけなので比較的簡単に施工できます。
ただし、古いタイプの手動シャッターでは電動化できない可能性もありますので、シャッターの取り付けや電動化に興味のある方はお気軽にご相談くださいね。

今回のリフォームは、2台分の電動シャッター工事で工期は3日間、総工費100万円で承りました。ありがとうござました。

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