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リフォームが可能な築年数は決まっている?建て替えの目安とは?
「うちの家、もう築何十年も経っているけど、リフォームできるのかな?」
「そろそろ建て替えた方がいいのかも…?」
そんな風にお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、「リフォームが可能な築年数」や「建て替えの判断の目安」について、プロの視点からお話しします。

◆実は「築年数」に決まりはありません
まず結論からお伝えすると、「この築年数を過ぎたらリフォームできない」といった明確な決まりはありません。
築50年でも、70年でも、場合によっては100年を超えていても、構造がしっかりしていればリフォームは可能です。
実際、これまでに築100年を超える住宅をリフォームさせていただいたこともあります。
丸太で構造が組んである今では見られないような立派な造りの家で、私たちも驚きと同時に、大きなやりがいを感じました。
古い家には、その家にしかない魅力や歴史が詰まっています。
だからこそ、「住み慣れた家に、手を入れて住み続けたい」というお客さまの想いを、私たちは大切にしたいと思っています。

◆建て替えの目安は「費用と希望のバランス」
とはいえ、すべてのケースでリフォームがベストというわけではありません。
リフォームしたい箇所がたくさんあり、その費用が建て替え費用を上回ってしまう場合、建て替えも選択肢として検討した方が良いかもしれません。
特に昔の家は広い造りが多いため、水まわりや内装など全面的にリフォームしようとすると、それなりに費用がかかります。
また、耐震性や断熱性能などを現在の基準に合わせたい場合は、見た目以上に大がかりな工事になることもあるのです。
つまり、「築何年だから建て替え」と決めるのではなく、
・どのくらい手を入れたいのか
・その費用はどれくらいかかるのか
・これから先、どんな暮らしをしたいのか
そういった点を一つひとつ整理して、判断することが大切です。
◆リフォームか建て替えか、迷ったときは
「リフォームと建て替え、どちらがいいのかよく分からない」
「今の家に手を入れて住み続けたいけれど、費用面が不安」
そんなときこそ、私たちのようなリフォームの専門家にお気軽にご相談ください。
現地を見て、家の状態を正しく把握し、お客さまのご希望を丁寧にお聞きしたうえで、最適なご提案をさせていただきます。
大切なのは、住まいに対する「想い」をカタチにすること。
築年数の長さは、家族の歴史でもあります。
その想いに寄り添いながら、私たちはこれからもお手伝いをしていきたいと考えています。