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今月ご紹介するリフォーム事例は、お家の1階部分を増築されたお客さま邸です。

今回の増築は、「差し掛け工法」で行いました。
差し掛け工法は、1階部分の増築によく用いられる工法で、外壁の一部を撤去し、その部分に新たな建物を既存の建物につながるように建てます。まず基礎を造り、柱を立てて、断熱材を敷き詰めた後に防水シートを入れて、屋根と外壁を完成させる施工です。
大規模の増築工事とは違い、解体の面積も小さな範囲でおさまるため、比較的費用を抑えることも可能で、工事中でも自宅でほぼ普段どおり生活していただけるメリットがあります。

増築工事は、建物の一部を撤去し増築するため、外壁や屋根を既存の建物と合わせるように心がけています。そうしないと、見た目のバランスが悪くなってしまったり、接続部分の補強が不十分になってしまうからです。地震などの災害時に接続部分に亀裂が入り、雨漏りが起こるなど、リフォームによってリスクが起こらないようにする点にも気を配っています。

今回増築した部分は、収納もあるすてきな部屋になりました!

増築をお考えの方は、工事をしたい日から遡って約3カ月前にご相談いただくのが目安です。10㎡(6帖以内)であれば、建築確認申請が必要ないため、少し期間は短縮できますが、図面を起こし、建築確認申請が終わった後に着手できるため、早めにご相談ください。

今回のお客さま邸は、工事面積20㎡で工事期間は3週間、298万円で承りました。
イタヤリフォームでは、毎月お客さまのリフォーム事例をご紹介しています。ぜひ定期的にチェックしてくださいね。