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瓦の屋根を止めて、板金の屋根に張り替えるメリットは?
主に和風のお家に使われることの多い瓦は、日本で昔から使用されている素材で、見た目にも重厚感があります。
ただし、見た目だけでなく、重量も板金よりかなり重くなっています。
普段はいいのですが、地震が起きてしまった時が怖いというお声も多く、実際、大地震の際には瓦屋根は落ちてしまうこともあるようです。
さらに、お住まいになった後に太陽光発電システムを導入される場合、瓦と太陽光発電で重量が増えるため、瓦屋根を止める方も多いのです。
数十年前にお家を建てた方からは、「板金の屋根って錆びてしまうんでしょ?」といったご質問をいただくことがあります。
確かに、昔の板金は錆びてしまうものもあり、そのイメージが残っているのかもしれません。ですが今は品質改良がすすんでいますので、板金でも錆びてしまうことはありません。
こう考えると、瓦屋根のメリットはあまりないと思われるかもしれませんが、和風のお家などでは、瓦屋根の方が外観の雰囲気が損なわれないのも事実です。
張り替えをする時には、どちらのメリットも検討して、瓦屋根のままにするか、板金の屋根にするかを選んでくださいね。
ちなみに、屋根を張り替える時には足場を組むのですが、同時に外壁の塗装や太陽光発電システムの工事をすると◎。
どちらも足場を組む工事になりますので、まとめて施工すると足場が一度で済み、その分お得になります。