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今月ご紹介するのは、立派な和室のあるお家

長くお住まいになるうちに、床下の木材がシロアリでスカスカになってしまい、今回は見えない部分も含めてきれいにリフォームさせていただきました。

まずは、畳を撤去していきます。
そして、合板をはがして、大引と根太の状態を改めて確認しました。

今回のお宅では、シロアリが原因で下地の木材が傷んでいましたので、新しく床の下地となる土台・大引き・根太の交換を行いました。

床下地は、外壁や水回りなどの設備から水漏れが起きるなど、さまざまな要因から経年劣化が進むことがあります。
湿気が溜まって腐食が起きたり、今回のケースのようにシロアリが木材を傷めてしまうことも。
部分的に木材が腐っている場合では、腐った部分を切り取り、新しい木材をはめ込み金属の部品で補強する場合もあります。

今回は、床下地を交換して新しく合板を貼り、床下地の工事は終わり、畳も新しく交換しました。
和室の壁も劣化していましたので、壁を剥がし新しく下地を塗り、中塗りと上塗りを行っています。最後に仕上げとして、表面に元と同じ聚楽(じゅらく)を塗りなおしました。

◆今回のリフォームのポイント
私たちは、5年に一度、床下を定期点検することをおすすめしています。
シロアリの有無や、床下の木材の状況などをプロに定期的にチェックしてもらうと安心ですよ。
イタヤリフォームでは、無料で定期点検を行っていますので、お気軽にお問合せください。

今回のリフォームは、和室(工事面積120㎡)の工事を1週間で行い、総工費120万円で承りました。