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ご両親から実家を譲り受けた方や、今後子世帯に家を譲りたいという方から、弊社にご相談をいただくことがあります。

その内容で多いのは、「リフォームにするか、建て替えるかで悩んでいる」というものです。

このご相談に関しては、一概にどちらがおすすめ!と言い切れるものではありません。
古いお家では、基礎の部分が割れていたり、シロアリが発生しているなど、そのままリフォームをすると、お家が持たないこともありえます。
このようなケースでは、構造も含めたリフォームになるため、建て替えるのと価格があまり変わらなくなります。

一方で、構造がしっかりとしているお家では、中だけ手を加えればいいので、建て替えよりも安くなります。

ですが、ここで考えていただきたいのは、「この家に何年住みたいのか?」という点です。
例えば、子世帯が10~15年ぐらい住んで、その後は解体したり、売却するなら、あまりお金をかけない方がいいですよね。
ですが、さらに孫世代まで家を受け継いでもらいたいのなら、構造面のリフォームも検討された方が、何十年も安心してお住いいただけます。

建て替えかリフォームかを悩まれた時は、まずは構造をプロに確認してもらい、その上で費用面や、あと何年住みたいかなどを考慮して検討しましょう。