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どうしても経年劣化してくる畳は、定期的なメンテナンスが必要な物の一つ。
ですが、畳のリフォームにはいろいろな種類があるのをご存知でしょうか?

ご存じない方も、何となくご存知の方も、今一度チェックしてみてくださいね。

◆裏返し
畳表をはがし、これまで使用していた畳の裏面を表に持ってきて、芯にもう一度貼る方法を「裏返し」といいます。
裏返しは、DIYできると書かれていることもありますが、素人がやるには失敗のリスクが高いと個人的には思います。裏返しは、一見コストを抑えられるように感じますが、工程に手間がかかるため、後述する表替えと費用はほとんど変わりません。

◆表替え
畳表をはがし、新しいものに交換することを「表替え」といいます。
表替えのメリットは、価格を抑えながらも新しいい草や和紙に交換できること。
和室を使用する頻度にもよりますが、い草畳なら10年、和紙畳なら15年ぐらいが交換のタイミングです。

◆新調
おおよその目安ですが、20年以上使用した畳は芯が弱ってくるので、畳自体を新しくします。年齢を重ねられると、畳での暮らしはしんどく感じる方もいらっしゃいます。
寝室が和室で布団から寝起きする際に足腰がつらいなら、新調するタイミングで洋間にリフォームするのもおすすめです。

お客さま邸にお伺いすると、頻繁に和室を使用されているご家庭では、ゴザを敷いて畳をカバーし、長持ちするように工夫されているご家庭もあります。
なるべく劣化させたくないなら、こうした工夫をされてもいいかもしれませんね。

ちなみに、和紙畳は日焼けや劣化に強いため、畳リフォームをされるなら和紙畳がおすすめ。カラーバリエーションも豊富なので、お部屋の雰囲気もガラリと変わりますよ♪