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「手すり」をつけるならココ! 設置場所の正解とは
家の中での“ちょっとした不便や不安”を解消してくれるアイテムの一つが“手すり”です。
シニアの方はもちろん、小さなお子さまのいるご家庭でも、あるだけで安心感がぐっと高まります。建築当初は「まだ必要ないかな」と感じていても、暮らしの中で「やっぱりほしい」と思う場面が出てくることも珍しくありません。
今回は、手すりをつけるなら押さえておきたい設置場所のポイントと、後付けの際に気になる“下地”についてご紹介します。
◆日常動作を支える“手すり”。人気の設置場所は?
手すりの設置場所には、いくつかの王道があります。どれも共通しているのは、「立ち上がる・踏ん張る・バランスをとる」といった動作が必要な場所だということ。
具体的には、以下の空間に手すりを設置する方が多い印象です。
● 玄関まわり
靴を履いたり脱いだりする際は、どうしても姿勢が不安定になります。
特にベンチや小上がりに腰掛ける場合には、立ち上がる瞬間に支えがあると安心です。外出時・帰宅時の動作を助けてくれるので、年齢を問わず便利さを感じやすい場所でもあります。
● 階段
階段は、転倒リスクが高い場所の代表格。
上り下りをサポートし、踏み外しを防ぐためにも、階段には手すりをつけておくことをおすすめします。小さなお子さまのいるご家庭では、成長段階での安心感にもつながります。
● トイレ・浴室などの水回り
トイレは立ち座りの動作が多く、浴室は滑りやすさというリスクがあります。
どちらも手すりがあるだけで身体の負担を減らし、安心して動けるようになります。特にご年配の方がいるご家庭では、事故防止の観点からも優先したい場所といえます。
◆手すりの設置に「下地」は必要?後付けでも大丈夫?
「手すりを後から取り付けたいけれど、壁に下地がないと無理なのでは?」
このような不安を耳にすることがあります。
● 新築時に“将来を見越した下地”を入れておくとスムーズ!
家を建てる段階で、「このあたりに将来手すりが必要かも」と見込める場所には、あらかじめ下地を入れておくと安心です。
後から検討したくなった時にすぐに設置でき、コストも抑えられますよ。
● 下地がなくても、あきらめなくて大丈夫です
「下地がない=手すりは付けられない」と思われがちですが、実はそんなことはありません。
イタヤリフォームでは、板を貼って補強するなどの方法で後付けが可能。壁の状態などを確認しながら、最適な方法をご提案いたしますのでご安心くださいね。
手すりは、派手な設備ではありませんが、あるだけで毎日の動作が楽になり、安心感が増します。
設置場所や方法に悩んだときは、どうぞお気軽にご相談ください。
イタヤリフォームでは、実際の生活の様子を伺いながら、使いやすい位置や高さなど、細かな部分まで一緒に検討していきます♪





