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リフォームの疑問|下地がない場所でもリフォームはできる?
手すりなどを設置するリフォームを検討されているお客さまから、「下地がない場所でも工事できるの?」という質問をいただくことがあります。結論からいいますと、下地がない場所でも工夫次第でリフォームは可能です!
今回は、そういった場合の対処法などをお届けします。
■下地のない場所で手すりを取り付ける方法
手すりの設置で重要なのは、しっかりと力を支えられるように取り付けること。
昔の家では、急な階段に手すりが付いていないことが多く、不便さを感じている方もいらっしゃると思います。その理由は、昔の日本家屋では2階が主に物置や蚕飼育のスペースとして使われ、住む場所ではなかったためだと考えられます。
こうしたお家では、土壁になっていることも多く、そのままでは手すりは設置できません。ですが、柱を利用して下地板を取り付け、その上に手すりを付けることで、力を加えても外れない、安全な手すりが設置できます。
最近では、こうした下地板が製品化されており、大工さんが手作りしていた時代と比べてリフォーム費用も抑えられるようになりました。
■耐震対策として、家具を固定する方法は?
家具を固定したい場合も、壁の下地を確認することが大切です。壁際に配置された家具なら、下地が通っていることが多いため、適した器具を使用することでしっかり固定できます。下地がないケースでは、専用の部材を用いて据え置くことができますよ。地震対策としても家具の固定は重要なので、ぜひお気軽にご相談ください。
今回ご紹介したように、下地がない場所でも手すりなどの設置は可能です。
安全に暮らすために、下地がないからといって諦めず、ぜひ私たちにご相談ください。
一緒に最適な解決策を見つけましょう!