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長年お住まいの住宅で、畳が劣化してきたな……と感じたなら、畳の張り替え時期です。
数十年前の住宅では、畳といえば「い草」が主流でしたが、最近では「和紙」が主流になりつつあります。

和紙畳は、い草よりも長持ちし、日焼けで色が変わりにくく、汚しても拭き取りやすい特徴があります。カラーバリエーションも豊富で、モダンな雰囲気に仕上がることから、イタヤリフォームでは和紙畳をおすすめしています。
いいことばかりに思える和紙畳ですが、長持ちする分い草より価格が若干高めです。
「そこまで長く和室を使う予定はないから……」といった理由から、あえてい草を選ばれる方もいらっしゃいます。

ただ、長年リフォームに携わっていて感じるのは、「畳の張り替えの需要自体減っている」点です。
和室の畳が劣化してきたり、和室に不便さを感じたタイミングで、和室を洋間にリフォームされる方が増えているからです。

特に和室で寝起きされている方は、年齢と共に布団で寝起きすると膝や腰に負担がかかってしまいます。洋間にして、ベッドで寝起きする方が足腰が楽になるため、ご両親へのプレゼントにお子さまからリフォームのご依頼をいただくこともあります。

ただし、「仏間は和室がいい」「客間として和室はほしい」というニーズもあります。
ですので必ずしも洋間にした方がいいのではなく、どのように使いたいかによって和室か洋間かを選ばれるといいですよ。