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ご家族に介護が必要になった時には、介護を受ける方やご家族にとっても、これまでの家が暮らしやすいとは限りません。
細かな段差を解消したり、手すりを取り付けたりと、安心して暮らせるように、リフォームを選択するのもよいかと思います。

その際に役立つのが、介護保険です。
40歳以上で介護保険の被保険者であること、そして要介護認定を受けていて、病院や施設に入っていないことなど、一定の条件を満たす方が対象となります。

介護保険の対象となる工事は…。
・スロープの設置や段差の解消
・階段や玄関、トイレなどの手すりの設置
・開き戸や開けづらい引き戸を、軽い引き戸などへ交換
・トイレの便器の交換(和式から洋式など)
・転倒防止のためのフローリング等の床材の交換
といったもので、被保険者の方がお住まいになっている家で工事する時に適用されます。

リフォーム費用20万円までが補助金の対象で、支給される額は所得に応じて7~9割です。
例えば、自己負担1割なら、介護認定度に関わらず18万円が支給されるということです。
費用が20万円を超えたら、その分は実費負担となりますのでご注意くださいね。

この補助金を使用したい時は、打ち合わせの段階で必ず私たちにお知らせください。
なぜなら、補助金の申請は「工事を始める前」だからです。

リフォーム費用は全額、一旦弊社にお支払いいただき、その後自治体から補助金が給付されます。つまり、補助が受けられる場合でも、あらかじめ全額ご準備いただく必要があるのです。

介護保険の補助金申請は、本当に対象なのか、どのリフォームなら利用できるのか、不安に思われることも多いかと思います。
困った時は、お気軽にご相談ください。

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