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長くお住まいになっているお家なら、ドアやふすまの建て付けが悪くなってしまった…。というお悩みがあるかもしれませんね。
そこで今回は、ドアやふすまの建て付けが悪くなってしまう原因を探ってみましょう。

◇木が反ってしまう
ドアとふすま両方にいえることですが、住宅に使用されている木材も生きていますので、環境の変化によって収縮や膨張を繰り返します。今のような寒い季節は、空気が乾燥していますので、木が収縮し反りやすくなっています。逆に夏場は湿気で膨張するのですが、この収縮や膨張を繰り返すことで癖がつき、その癖が蓄積されると建付けが悪くなってしまうのです。

◇ドアの開け閉めがしづらくなった
ドアの建て付けが悪くなる理由として、加えて挙げられるのは「ドアの開け閉めの仕方」です。
お子さまなどが、勢いよく開け閉めを繰り返すと、ドアがその衝撃で歪んでしまうことがあります。

◇ふすまの開け閉めがしづらくなった
ふすまは、特に木の反りで開け閉めがしづらくなる部分です。もし、開け閉めに引っ掛かりを感じるようになったら、敷居部分に貼るだけで滑りが良くなるテープなどを貼ってみてください。(ホームセンターなどで購入できます。)

ドアやふすまの建て付けが悪くなる理由は、その他にも床の歪みや建物自体の傾き、蝶番の緩みなど様々な原因があります。
蝶番のネジの緩みなどであればご家庭でも対処できますが、ドアや建物自体に問題がある場合はなるべく早めにご相談ください。

今はなるべくゆっくりと閉まるような、ソフトクローズの建具がたくさんありますので、これから新しくお家を建てる方は、そういったものを選ぶのがおすすめです。
既にお住まいの方で、気になるようでしたら、ソフトクローズのものにリフォームされてもいいかもしれませんね。

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