昔ながらの日本家屋にお住まいの方の中には、「お家が暗い」といったお悩みを伺うことがあります。
中には、日中に電気を付けていても、キッチンやダイニングが暗いというお悩みも。
理由としては、昔ながらのお家は、水回りを北側にすることが多く、キッチンとダイニングが独立していると、どうしても全体的に暗い雰囲気になってしまうこともあるのです。
簡単に解消する方法としては、照明を増やせばいいのですが、日光を屋内に取り込みたい方にとっては、不十分に感じることでしょう。
日光を上手に取り入れたい方におすすめするとすれば、「減築」です。
減築は、その名のとおり建築面積の一部や、階数を減らすなどして、建物の床面積を減らす施工です。
減築して、窓を大きくするなどすると、日光を取り込みやすくなり、お家全体が明るい印象になります。
最も大きなメリットとしては、お手入れが簡単になることが挙げられます。
減築を依頼される方は、長年お住まいになっているシニア世代の方が多いのですが、お子さまも独立され、使う部屋も減って来る方がほとんど。
ですが、使わない部屋でも、定期的に掃除やお手入れをする必要があり、そのお手入れが負担になっていることも多いのです。
老後にご夫婦だけで暮らすなら、明るく心地よい環境の中で、お手入れのしやすい住居にリフォームしてもいいかもしれませんね。
